Parallels Desktop 15 で Arch Linux を動かす

ArchLinux

集中できる開発環境を構築したくなったのと、インフラエンジニア時代によく触っていたLinuxが懐かしくなり、Arch LinuxをParallels Desktop15上に導入してみました。

仮想マシンの作成

  1. 下記のサイトへ行き、Arch Linuxのisoファイルをダウンロードします。
    https://www.archlinux.org/download/
  1. ParallelsDesktop15を起動し、仮想環境を新規作成します。
    「DVD/イメージファイルからWindows/その他OSをインストール」を選択します。
  1. 「ファイルを選択する」をクリックし、先程ダウンロードした、isoファイルを選択します。
    「OSを検出できません」と表示されますが、気にせずに続行します。
  1. OSの選択画面が表示されるため、「その他のLinux」を選択します。
  1. 名前をつけて、VMを作成します。
  1. VMが立ち上がり、ArchLinuxが起動します。
    以下の画面が表示されたら、「Boot Arch Linux (x86_64)」を選択してEnterを押します。
  1. 下記の画面になったら、Arch Linux Wikiを参照してインストールを開始します。

Arch Linux のインストール

Arch Linuxは好きにカスタマイズできるのが魅力ですが、一応、僕がやった手順を載せておきます。

  1. パーティションを作成します。
// 現状のディスク情報を確認します。
# fdisk -l

// メインのディスクにパーティションを作成します。
# fdisk /dev/sda
Command (m for help): n
Select (default p): p
Partition number (1-4 default 1): 1
First sector:  //空白でEnter
Last sector:  //空白でEnter
Command (m for help): w
  1. 作成したパーティションをフォーマットします。
// 作成したパーティション/dev/sda1をフォーマットします。
# mkfs.ext4 /dev/sda1

// フォーマットしたパーティションを/mntにマウントします。
# mount /dev/sda1 /mnt
  1. 必須パッケージをインストールします。
// キーボードを日本語レイアウトにとりあえず設定します。
# loadkeys jp106

// ミラーリストを編集します。設定しておくと、このあとのダウンロード速度がかなり違ってきます。
# vim /etc/pacman.d/mirrorlist  // Japanの2つを一番上に持ってきます。

// baseパッケージとカーネル、vimをインストールします。
# pacstrap /mnt base linux linux-firmware vim

2019年10月より、baseグループはbaseパッケージに置き換えられたため、インストール方法が変わっています。
古いやり方が載っているサイトが多いため、注意です。
カーネルやエディタを別途インストールする必要があります。

  1. 細かなシステム設定をしておきます。
// fstabの設定
# genfstab -U /mnt >> /mnt/etc/fstab

// chrootの設定
# arch-chroot /mnt

// タイムゾーンとロケールの設定
# ln -sf /usr/share/zoneinfo/Asia/Tokyo /etc/localtime
# hwclock --systohc --utc
# vim /etc/locale.gen  // en_US.UTF-8 UTF-8 と ja_JP.UTF-8 UTF-8 のコメントアウトを解除
# locale-gen
# echo LANG=en_US.UTF-8 > /etc/locale.conf
# echo KEYMAP=jp106 > /etc/vconsole.conf

// hostnameの設定
# echo myhostname > /etc/hostname
# vim /etc/hosts
127.0.0.1	localhost
::1		localhost
127.0.1.1	myhostname.localdomain	myhostname

// rootパスワードの変更
# passwd

// 一般ユーザーを追加
# useradd -m -G wheel -s /bin/bash username
# passwd username

// sudoの設定
# pacman -S sudo
# visudo
%wheel ALL=(ALL) ALL  // コメントアウトを解除
Defaults env_keep += "HOME"  // コメントアウトを解除
  1. ブートローダーの設定をします。
// GRUBをインストール
# pacman -S grub
# grub-install --recheck /dev/sda
# grub-mkconfig -o /boot/grub/grub.cfg
  1. ArchLinuxを再起動します。
// chrootを抜ける
# exit

// アンマウント
# umount -R /mnt

// 再起動
# reboot

再起動後、下記のようにブートローダーが表示されればインストール完了です。
Arch Linuxを選択して、起動します。

インストールは完了したので、一旦ここまでとします。