開発Wordpress

レンタルサーバーのPHPバージョンを見直して、WordPressの動作を高速化する

本ブログはWordpressを使用して運用していますが、サーバーはGMOのVALUE SERVERを使用しています。しかし、Wordpressの管理画面等での動作が少し遅いところが気になり、改善する方法を調査していました。
その中で、PHPバージョンを見直したところ、ページ遷移時にかかる時間が劇的に改善したので紹介します。

そもそもWordpressの動作要件は?

2019/3/15時点でのWordpressバージョンは5.1.1になりますが、日本語公式サイトの動作要件を見ると以下のようになってます。

推奨要件

PHP バージョン 7.3 以上。
MySQL バージョン 5.6 以上、または MariaDB バージョン 10.0 以上。
HTTPS 対応

https://ja.wordpress.org/about/requirements/

最低必要要件

Note: If you are in a legacy environment where you only have older PHP or MySQL versions, WordPress also works with PHP 5.2.4+ and MySQL 5.0+, but these versions have reached official End Of Life and as such may expose your site to security vulnerabilities.

https://ja.wordpress.org/about/requirements/

PHPは5.2.4以上、MySQLは5.0以上であれば、Wordpressは動くけど、公式サポートが切れているバージョンであればセキュリティ脆弱性にさらされる可能性があるよ、と書いてあります。

レンタルサーバのサポートしているPHP, MySQLのバージョンは?

僕が使用しているVALUE SERVERで稼働しているPHP、MySQLのバージョンは何になっているのか。
WordPressの稼働環境を表示してくれるプラグイン「Query Monitor」を使用して確認してみました。

PHPのバージョンは5.6.40で推奨要件は満たしていません。
というか、なんか警告マークみたいなのが出てる。。

MySQLは5.5.62で推奨要件は満たしてませんが、特に警告等は出てません。

MySQLは良いとして、PHPのバージョンが警告出てて気になります。
とりあえず、一緒に表示されてるヘルプリンクをクリックしてみました。
以下のWordpress公式のヘルプページに飛びました。

Get a faster, more secure website: update your PHP today
Your WordPress site can be faster, and more secure, and you can make this happen! This page will explain why this matters to you, and then how you can fix it. W...

内容はとしては、「PHPのバージョンを最新版に上げてね。そしたら早くなるし、セキュリティにもより強くなるよ。」って書いてます。

レンタルサーバーでどうやってPHPのバージョン上げるの?

レンタルサーバーの選択ミスったか、と後悔しかけました。
が、いろいろ調べていると、VALUE SERVERでは、モジュール版のPHPFast CGI版のPHPが用意されており、Fast CGI版であれば用意されている好きなバージョンのPHPを選択できることが分かりました。

モジュール版のPHPとFast CGI版のPHPについては、以下サイトを参照ください。

PHPのモジュール版とCGI版の違い - Qiita
概要 PHPにはモジュール版とCGI版が存在する。その場合の違いをまとめる。 説明 CGI版 実行ファイル形式とも呼ばれ、Webサーバーとは別のプロセスで実行される。 メリット セキュリティ CGI(版のPH...

VALUE SERVERでPHPのバージョンをアップする方法

公式ページに書いてありました。

よくある質問 | VALUE SERVER バリューサーバー
バリューサーバーのよくある質問のページです。ヘルプページとなっております。

これを見ていると、VALUE SERVER利用できるPHPの最新バージョンは7.2のようですね。
VALUE SERVERで利用できるPHPの最新バージョンに上げるには、以下のように設定すれば良いようです。

下記設定をwordpressディレクトリ配下の.htaccessファイルに追記する

AddHandler application/x-httpd-php72cgi .php

設定後の動作を確認

早速設定を入れて、Query Monitorで再確認してみました。

PHPのバージョンが7.2.15になりました!

加えて、管理画面の動作やブログページの遷移等がだいぶ早くなりました。

これでより快適なブログ運用ができるようになりました。
でも、推奨要件は満たしてないので、今後レンタルサーバーの対応状況を様子見る必要がありますね。

 

※2019/09/28追記
VALUE SERVERがPHPの7.3に対応したので、バージョンアップを行いました。
手順を記しておきます。
 
wordpressディレクトリ配下に配置した.htaccessファイルを以下のように修正します。
AddHandler application/x-httpd-php73cgi .php
 
そして、Query Monitorで確認すると、
 
無事、PHPのバージョンが7.3.9にバージョンアップされました。
管理画面の画面遷移等の動きが、より早くなったように感じます。
これからも定期的にアップデートを続けたいと思います。
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